多くの人は『痩せたい部分を激しく動かすほど、脂肪が落ちて細くなる』と勘違いしています。

例えば、ウエストを細くしたいと思ったら、腹筋運動をしたりお腹をひねるエクササイズをやってみたりします。これこそが、ダイエットの失敗を呼び込む要因なのです。

日本人女性の半分以上に当てはまる『骨盤前傾タイプ』を例に、使えていない筋肉と使えている筋肉を比べてみましょう。

骨盤前傾タイプは、主に腰と太もも前面の筋肉が過剰に使われます。

逆に、肩の後ろや胸の上部、お腹、背中、ヒップの上部、太ももの内側・裏側、すねの筋肉は全くと言っていいほど使われていません。

骨盤前傾の骨格を直さないまま、熱心に運動をすると、使い慣れた腰や太ももの前の筋肉ばかり使うことになります。そうすると、既に張りだしているヒップや太ももはさらにゴツくなり、下半身は大きくなります。

このように、

普段過剰に外に張り出してしまった筋肉は、むしろ動かさず「落とす」必要があります。

日常生活で使い過ぎの筋肉は動かさず

日所生活で使えていない筋肉を動かすトレーニングをすることで、

外に張り出していた部分が消えてスラリとした体型になっていきます。

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