美白になりたい、シミ対策にビタミンCを摂りたいと思ったとき
レモンと、レモン10個分のビタミンCが入ったサプリメント、あなたはどちらを選びますか?
昔の私なら、サプリメントを選んでいました(笑)
でも細胞栄養学・分子栄養学を学んでいる今の私は迷わずレモンを選びます。
できれば、高くても、綺麗な自然の環境で育ったレモンを選びます。
現代の栄養学や科学は『単一』の栄養素に注目していることが多いです。
例えば
・ビタミンCは肌によい
・代謝を上げるにはビタミンB群
・骨粗しょう症にはカルシウム、ビタミンD などなど…
確かに、それぞれの栄養素における素晴らしい特性を見出したことは素晴らしいです。
しかし、その栄養素が人間の身体で効果的に機能を発揮するとは言えないのです。
なぜなら、レモン(食品)にはビタミンCサプリメントには含まれない
様々な栄養素(ビタミンCの働きを高めてくれる栄養素:補因子)が沢山含まれているからです。
これは他の栄養素にも同様のことが言えます。
V.B群サプリメントをとるよりも、それが豊富な赤身肉を食べる方が
ずっと体内では効果的に機能を発揮してくれます。
何故なら、赤身肉にはB群とB群の効果をうまく発揮してくれる補因子が含まれているからです。
現代の栄養学では、自然食品に含まれる栄養素の10%しかまだ解明されていないと言われています。
なので、未知の残り90%の栄養素を得るためには
サプリメントではなく食品なのです。
実際に、私は栄養学を学ぶ前まで
毎日5~6種類くらいのサプリメントを飲んでいましたが
調子が劇的に良くなったというと、そうではありませんでした。
むしろ今のほうが毎日調子も良いです。メンタルも安定し、特に肌が褒められるようになりました。
ついでに…食品は『できるだけ汚染させていない綺麗な環境』で育った食材を選ぶようにしましょう。
環境のよい食品で栄養を摂ることこそが、一番ベストな細胞への栄養補給方法です。
なぜなら、私たちの体内はできるだけキレイな状態でいたいから。
昔々(産業革命よりも前)の時代は、空気も水も土も綺麗でしたので、綺麗な食材が豊富でした。
しかし、産業の発達により工場が増え、空気・土壌・海の汚染がすすみ
技術の発達により、食品の大量生産が可能になった反面、大量の農薬や遺伝子組み換え食品が増え
食品の長期保存が可能になった反面、食品添加物が当たり前のように摂取する時代になりました。
私たちは食を通して、昔の人々よりも確実に体内のダメージが大きいです。
これは『活性酸素』というかたちで、私たちの細胞を傷つけてしまいます。
だからこそ、少しでも綺麗な環境で育った食材を選択することが重要なのです。
職場環境、家庭環境などと言われているように
食材も環境が良いところで育ったもののほうが、確実に栄養バランスは良いわけです。
一つ行っていただきたいおすすめとしては
『緑の濃い葉野菜だけでも無農薬のものを選ぶ』ことです。
何故なら、緑の濃い葉野菜は『水分補給』『体内のデトックス』のために毎食摂ることが必須の食材(=つまりもっともよく食べるものをできるだけ綺麗なものにすることで、活性酸素の増加を防ぐ)だからです。
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