ste10 原則6:抗酸化・抗炎症食品をより多く摂る


抗酸化食品をより多く摂る

昔のように、空気・水・土・海がキレイな環境であれば、

抗酸化や抗炎症はそんなに重要視しなくても良いですが、

産業革命を境に、私たちは便利な生活とは引き換えに、美しい自然環境は汚染されていきました。

 

汚染された空気(とくに排気ガス)

汚染された土(ミネラルが減り、化学肥料が農薬が撒かれた土壌)

汚染された海(様々な産業廃棄物が流出、特に心配なのはマイクロプラスチック)

 

空気は呼吸をする限り避けられないもの。

水や土や海は直接摂取していなくても、それらが生育環境として育った

野菜・果物・肉類(鶏、豚)・魚

を食べることで間接的に摂ることになります。

 

そうしたら何も食べられないじゃないかと思うかもしれません。

または、全て無農薬やオーガニックにしなければいけないのかと思うかもしれません。

 

もちろん、全てをできるだけ

キレイな空気・水・土で育った農作物や畜産物を摂るに越したことはないですが

かなりコスト(お金)がかかるので続かないというデメリットも。

 

だからといって何も対策しないと、昔と今は環境がまったく異なるので

我々の体内にはアンチエイジングの大敵となる『活性酸素』が増えていきます。

適量であれば、問題ないのですが

これが増えすぎると、老化の促進と

心血管疾患・ガン・糖尿病・アルツハイマー型認知症・白内障などの様々な疾患と関係しています。

 

そのために、過剰な活性酸素による酸化作用を抑えるために

『抗酸化物質』を意識的に摂ることが重要なのです。

 

具体的にはどのような栄養素でしょう?

例えば、ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールなどです。

 

これらが豊富に含まれている食材を毎日意識的に摂取することです。

私がおすすめする抗酸化食品はこちら☟

 

  • アサイー
  • レモン
  • 生姜
  • 緑の濃い葉野菜
  • ブロッコリースプラウト
  • パイナップル
  • 玉ねぎ
  • 緑茶、抹茶

ポイントは『できるだけ生で食べること』です。

何故なら殆どの抗酸化物質は熱に弱いからです。


抗炎症食品をより多く摂取する

炎症と聞くと、なんだか悪いイメージを抱きやすいですが、

感染・病気・ケガから自分の身を守る免疫システムでもあります。

 

炎症には「急性」と「慢性」の2種類があります。

 

・急性炎症

主にケガや感染に対する身体の防衛反応です。

例えば、転んで擦りむいて血がでると、カラダはその部位を保護するために白血球を送り出します。

腫れや赤みの症状となって出る場合がありますが、このプロセスは感染を防ぐために非常に重要です。

典型的な症状に『発熱』『痛み』『腫れ』『赤み』があります。

 

・慢性炎症

身体が様々な毒素などの有害物質を取り除こうとしたときに引き起こされる可能性のあるもの。

慢性炎症の蓄積は、肥満に関連しているとも言われています。

 

ここで重要視したいのは『慢性炎症』です。

慢性炎症は、高血圧などと同様、別名:サイレントキラーと言われており

ほとんど体感がないので(気づかない)、気づいたときには

糖尿病・心臓病・脂肪肝・ガンなどの病気を引き起こす可能性があるのです。

 

軽度の慢性炎症だとしても、血管・神経・腸を傷つけてしまう可能性があります。

それを放っておくと、最終的には上記のような疾患に繋がりかねません。

 

炎症は自分の身体を守る免疫システムではありますが、現代は慢性炎症を引き起こしやすい環境なのです。

例えば

  • 不健康なものを食べる(添加物・農薬など)
  • 過度のアルコールや甘いもの(グルコース・果糖)
  • 過度の運動やストレス
  • 加工食品に含まれるトランス脂肪酸や酸化油

などです。たまになら自分の免疫システムで対抗できますが、

これが毎日積み重なると(炎症の慢性化)、修復が追い付かなくなります。

 

なので、炎症を軽減し健康状態を改善するために、

上記の原因をできるだけ排除することが重要。

そのうえで、抗炎症食材をより多く摂りましょう。

 

私がおすすめする抗炎症食品はこちら☟

  • ターメリック&ブラックペッパー
  • 生姜
  • アサイー
  • ブロッコリースプラウト
  • アロエベラ

他にもありますが、抗炎症効果が高い食材はこちらになります。